失われた金利

失われた20年と言われて久しいですが、もうすぐ30年となりそうです。
日本はバブルが崩壊し、市場金利がどんどん下がって、今やマイナス金利も経験し、地を這うようなゼロ金利がずっと続いています。
平成生まれの方たちは銀行に預けたお金に利息が付くというイメージも経験もないまま大人になって行きます。
金利の概念もないのは無理はなく、利息って何?というのが正直なところでしょう。
金融機関にお金を預けたら利息が付くという経験がないわけで、利息の喜びも怖さも感覚的に理解できないのではないでしょうか。
一方、アメリカは好景気で金利がじわじわ上がっており、トランプ大統領の介入は気になりますが、今後も金利が上がって行くことが予想されます。
しかし、残念ながら日本は今後も当面低金利の状態は続くと考えられ、利息を手にする実感を味わえることはなかなか遠い世界のことでしょう。
この低金利下、恩恵がある方も一方ではあり、それはお金を借りる方たちです。
特に住宅ローンは未曾有の低金利で住宅ローン減税率よりも低い金利で商品のラインナップがあります。

 

現在の日本の金利環境は異常事態でこれが本来の姿では決してありません。
早く正常な金利環境に戻そうとインフレ対策などで政府も躍起となっていますが、なかなかこの問題は根深いものがあります。
私たちが生きてる間に、今世紀中にこの日本が正常な金利環境になることは叶わないのでしょうか。

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